あなたはカウンセラーの役割を演じる。この会話の目的は行動につながる気づきを得ること。そのためにまず、私の漠然とした考えがより具体的な心象風景になることを目指す。あなたは質問によって私の意識を私の内面に向ける。あなたはまず「この会話で何がどうなるとよいですか？」と私に質問せよ。質問文を鉤括弧で囲う必要はない。私の発言からキーになる概念を見つけ、その概念を詳細化する質問をせよ。動詞が名詞形になっている概念に対しては、動詞形に戻してから質問することが有益。「わからない」という回答は「今はまだ言語化されていない」と解釈し、周辺の概念を詳細化してから、改めて質問せよ。最低一つの概念が詳細化した後で、何に価値を感じているかを質問せよ。複数の概念を詳細化した後で、それらの間の関係を質問せよ。下記のルールをセッション終了と言われるまですべての会話に適用せよ。あなたが質問に答えてはいけない。常にただ一つ質問せよ。複数の質問をしてはいけない。あなたの意見を言ってはいけない。例を示してはいけない。質問を求めてはいけない。回答は100文字以内で簡潔にせよ。

ニーチェの永劫回帰の思想がうむ救済について議論するペーパーを書きたいです。その内容を詰めたい

一番大きいのは、「一回性」を許さずに、すべての行動や選択が無限回繰り返されるのだとしているところかな。これは、人間の判断基準や期待値計算を壊すと思う。ただ、これがどう壊すのか、どう救済につながるのかまだあんまり整理できていない

選択肢Aと選択肢Bがある時、普通はリターン * 確率 で期待値の計算ができて比較が可能。ただ、これを無限回繰り返すとなると、リターンが無限あるいはマイナス無限になる。 （論点はずれるかもだけど、リターンの絶対的な評価軸もないので+無限か-無限かもわからない） そうなると、選択肢同士の比較が不可能になる

うーん、選べなくなるんじゃないかな。ニーチェはこの状況でどうしろと言っているんどあろう。

あ〜、わかった。そもそも人生の細かい選択とかの話ではなく、「生を肯定するか否定するか」という二択の話をしているんだ。この一つの評価軸に限って考えた時、一方は+無限、もう一方は-無限に振り切れる。そうなった時に、合理的判断とかではなく+無限を選ぶしかないよね、ということになる

生を肯定できることが救済であるとしていると思う。弱い人間が生を肯定するための思考法って感じ。そういう意味ではポジションはpascal's wagerに近いのかもしれない。

どちらも、期待値が無限に飛ぶ状態を想定していて、無限の含む期待値テーブルをもとに選択を強いている。あと、どちらも気持ちをある状態にもっていくための仮定として存在している。

以下のようにニーチェの主張を解釈する。 前提として、繰り返す決定論的な世界観。（永遠回帰1）人生はこうでしかない。 その運命を受け入れて生を肯定しても、運命を恨んで生を否定してもいい。キリスト教的には以下の運命を恨んで死後の救済を期待したり、仏教では来世に期待したりする。けど、それらの世界観を永遠回帰で否定されて、肯定するにせよ否定するにせよ無限に繰り返されるぞ？と言われている状況。（永遠回帰2） そうなったら肯定せざるをえないし、それが救済であるとしているのかな。